服飾専門学校って行った方がいいの?メリットデメリットもご紹介!

服飾専門学校

将来アパレル系の仕事に就きたいと思っているので、まずは服飾専門学校に行った方がいいと思っているんだけど、本当に必要なのかな?

そのまま就職できるなら就職しちゃった方がいいんじゃないの?

という事を悩んでいる方はこれを読んで頂ければ、自分がどの道に進めばよいかという方向性が見えてくると思います。

実際に私は、服飾専門学校を卒業した後にアパレル業界に就職しましたので、私の経験から服飾専門学校に行って良かった点、悪かった点などをお伝えさせて頂ければと思います。

その後にご自身で判断されれば、専門学校に行った方がいいのか、それとも行かずに就職先を探すかなどの、より明確な答えが導き出せるのではないかと思います。

服飾専門学校って行った方がいいの?

私の経験上で言わせてもらうと、本当にどちらでもいいと思います。

なんだよそれ!

結局、どっちでもいいのかよ!

と怒られそうですが、私の考えは本当にどちらでもいいと思います。

どちらでもいいと言うとちょっと語弊があるかもしれないので、そのあたりを深堀りしてみたいと思います。

専門学校に行く目的が明確である

それは、将来やりたい仕事が明確にあるのであれば、専門学校に行ってその分野を学んだ後に就職する方がよりいいと思います。

ですが、アパレルの仕事の中でこの職種に就いてこうなりたいというのがなく、ただ漠然とアパレルの仕事がしたいというのであればあまり意味がないと私は思います。

アパレルの職種には色々とあり、専門学校もそれぞれの科によって学ぶ内容がだいぶ変わってきます。

  • アパレルデザイン科
  • ファッション工科基礎科
  • スタイリスト科
  • マーチャンダイジング科
  • ファッションビジネス科
  • バッグデザイン科
  • シューズデザイン科 etc…

この他にもまだまだ色々とあります。

これらを高校卒業した段階で、将来自分はファッション業界のこの分野でこれがやりたい!と明確に決められているのならその分野の専攻科に入って学ぶのはよいと思います。

その分野での就職できる可能性が有利になるからです。

それがない状態で専門学校に入ってもあまり意味がないと私は思います。

例えば、将来自分は古着屋をやりたいんんだ!と思っている方がアパレルデザイン科に入学したとしましょう。

アパレルデザイン科では主に服造りの基礎から始まりデザインを学んでいく科です。

授業では色々な事科目があり、デザイン画だったり、染色だったり、テキスタイルと色々ありますがメインとなるのは、実際に自分でデザインしパターンを起こし縫製いていくという授業になります。

その授業を2年、もしくは3年間やったところで古着屋になる為の知識は身に付きませんよね?

古着屋になりたいのであれば、古着屋に就職し、古着の知識や仕入れ方法などを直接学んでいく方が断然いいと思います。

私がいた専門学校にも実際に古着屋になりたいとか、スタイリストになりたいのに別の科にいるとかという方は結構いました。

そういった方は専門学校に入る段階で目標が明確でないのにとりあえずアパレルの専門学校にはいてみたとか、入ってからやりたい事が変わったりして自分の方向性が明確になっていっているのだと思います。

自分が将来アパレル業界でこれがやりたいいう思いがあり、それに特化する科があるのであれば、入って学ぶのいいし、専門学校に入らずにその分野に就職できるのであれば就職して学ぶのもありだと私は思います。

私の経験談

私が服飾専門学校に入った目的は、コレクションブランドを自分でやりたかったからです。

なので、服飾専門学校の服装科という科に入学しました。

そこでは、デザイン画の書き方の勉強から、自分でパターンを起こして縫製していくという流れの勉強がメインでした。

3年間専門学校に通い、就職活動をした就職先は世界的にも有名な日本人デザイナーのコレクションブランドでした。

そこのブランドが好きで専門学校に行こうと決めたので、そこ以外は受けませんでした。

ですが、落ちましたね。。

その後、色々なアパレル関係の仕事に就きましたが、そのころには自分のコレクションブランドをやりたい!という夢はあきらめたというか、すでに変わっていました。

ですが、縫い方、生地、パターンなどの知識だけは多少あったので仕事の中で多少は有利になっていたと思いますが、間違いなく専門学校に入っておいた方がよかったとは1度も思っていません。

むしろ、学校で習った事より会社に入り学んだことの方が大きいのは間違いないと私は思っています。

メリット・デメリット

服飾専門学校に入った方が一概にいいとも限らないので、ここではメリット、デメリットを上げていき、より明確な答えに近づけていけたらと思います。

メリット

  • 明確にやりたいことが分かっているのであれば、専門的な知識を学べる。
  • 専門学校卒業というだけで、就職に多少有利になる。
  • 同じ志の友達から色々な刺激を受ける。

こんなところでしょうか。

先ほども書きましたが、明確にやりたいことが分かっているのであれば、専門的な知識を学べるというのは間違いなくメリットとして思いますし、就職にも有利になることは間違いないです。

意外と同じ志の友達から受ける刺激というのも大きなメリットだと思えます。

アパレルという大きなくくりの中で、ジャンルは違えどアパレル好きな方が集まっているので、今までに逢ったことのない人種や志の人間に会えるので色々な刺激を貰えます。

それにより、服飾専門学校に通ってるにも関わらず、アパレル以外の事に興味が湧き違うジャンルに行く方や、アパレルで違う職種を目指す方もかなりいます。

実際に、私と同じ専門学校を卒業していて、アパレル以外のジャンルで活躍している方は数多くいるので一概に目標がブレるのはダメだという事でもない気はします。

デメリット

  • 授業料が高い。
  • 実践的な事ばかりではない。

授業料は年間で100万以上します。

その価値があるかどうかは自分次第だと思いますが、就職して給料をもらいながら、実践的な知識、スキルを学べるところに就職できるのなら、そちらの方が断然コスパはいいと思います。

それにつながるのが、学校で習った事が全て実践的に使えるという事ではなかったので、就職という選択肢も考えた方がいいと私は思っています。

アパレルブランドを立ち上げる為の基礎知識が身につくおすすめ就職先3選でも書きましたので、こちらの記事も参考にしてみてください。

まとめ

結局、服飾専門学校に行ったからといって、必ずしもアパレルで成功できるわけでもないし、行かなかったとしてもアパレル業界で活躍している人は多々いらっしゃいます。

専門学校で学ぶ事で色々なアパレル業界の事に触れて様々な知識を学べるので、ジャンルは違えどアパレル関係の仕事をするのであれば何らかの形では役立つ事があるのも事実です。

未経験のまま就職できるのであれば、給料をもらいながら実践的な知識、経験、スキルを学べる事になるでコスパはかなりいいですが、給料をもらう以上それなりの結果やプレッシャーがあるのも事実です。

それぞれのメリットデメリットをよく把握し、選択することが出来ればより良いアパレル生活が送れるのではないでしょうか。

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