ブロックチェーンゲーム(Web3ゲーム)はゲームアイテムやキャラクターをNFTとしてブロックチェーン上に記録し、プレイして報酬を得たり、アイテムを売買できるゲームです。「Play to Earn(P2E)」とも呼ばれ、2021年以降急速に普及しました。
目次
ブロックチェーンゲームの仕組み
従来のゲームと異なり、ブロックチェーンゲームではゲームアイテムをプレイヤーが真の意味で「所有」できます。ゲームサービスが終了してもNFTはブロックチェーン上に残り、他のゲームで使えたり、マーケットで売却することが可能です。
主要ブロックチェーンゲームの比較
| ゲーム名 | 対応チェーン | ジャンル | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Axie Infinity | Ronin(Ethereum系) | 育成・バトル | P2Eの先駆け・モンスター育成・ブリーディング |
| The Sandbox | Ethereum, Polygon | メタバース・ゲーム制作 | 土地(LAND)NFT・ユーザー制作コンテンツ |
| Decentraland | Ethereum | メタバース・VR | 仮想土地の売買・イベント開催 |
| STEPN | Solana, BSC | Move to Earn | 歩くことでGSTトークンを獲得 |
| Illuvium | Ethereum(ImmutableX) | RPG・バトル | 高グラフィック・ガスフリー取引 |
| My Neighbor Alice | Chromia | 農場シミュレーション | かわいい世界観・土地NFT |
Play to Earn(P2E)で稼ぐ方法
①ゲームプレイによるトークン報酬
バトル・クエスト・活動によりゲーム内トークンを獲得し、取引所で換金。Axie InfinityのSLP、STEPNのGSTなど。
②NFTの売買
ゲームで入手したキャラクター・アイテム・土地(LAND)NFTをOpenSeaや専用マーケットで売却。希少性の高いNFTは高値で取引されることも。
③スカラーシップ(資産の貸し出し)
NFT保有者が自分のNFTを他のプレイヤー(スカラー)に貸し出し、稼いだ報酬を分配する仕組み。Axie Infinityで広まった。
ブロックチェーンゲームを始める手順
- MetaMask等のウォレットを作成
- 仮想通貨取引所で必要な仮想通貨を購入(ETH・SOL・BNB等)
- ウォレットに仮想通貨を送金
- ゲームサイトでウォレット接続・NFT購入(初期費用が必要なゲームが多い)
- ゲームプレイ開始
ブロックチェーンゲームのリスク
- 価格崩壊リスク:ゲームトークン・NFTの価値が急落することがある(STEPNの急落事例等)
- 初期投資の回収リスク:NFT購入などの初期費用を回収できないケースも
- ゲームの人気低下:プレイヤーが減ると経済が崩壊しやすい
- ハッキングリスク:2022年にAxie InfinityのRoninブリッジが約700億円規模でハッキング被害
国内プレイヤー向けの注意点
- NFT・ゲームトークンの売却益は雑所得として確定申告が必要
- 海外取引所を使う場合は本人確認・送金ルールに注意
- 日本語対応のゲームは増えているが、英語・英語コミュニティが多い
よくある質問
Q. ブロックチェーンゲームは無料で始められる?
A. 一部のゲームは無料で始められますが、多くのゲームはNFTの初期購入が必要です(数千円〜数十万円のケースも)。初期費用が少ないゲームから始めることを推奨します。
Q. STEPNはまだ稼げる?
A. 2022年のブームから市場は縮小しましたが、現在も稼いでいるユーザーはいます。ただし2021〜22年ほどの高利回りは期待しにくく、コミュニティの健全性・トークノミクスの持続可能性をよく確認してから参加しましょう。
まとめ
ブロックチェーンゲームはゲームを楽しみながら経済活動に参加できる新しい体験ですが、価格崩壊・ハッキング等のリスクも高いです。余剰資金の範囲内で、楽しむことを前提に参加しましょう。