インフレ対策や有事の資産防衛として注目される金(ゴールド)投資。月々1,000円からできる純金積立から、ETF・現物まで幅広い方法があります。初心者向けの始め方と各手法を比較解説します。
目次
金投資のメリット・デメリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| インフレヘッジ | 物価上昇時に価値が保たれやすい |
| 有事の安全資産 | 戦争・金融危機時に価格が上昇しやすい |
| 分散効果 | 株式・債券と相関が低く、リスク分散に有効 |
| 配当・利子なし | 株式・債券と異なり保有中の収益が得られない |
| 価格変動リスク | 短期的には大きく価格が変動する |
金投資の主な方法比較
| 投資方法 | 最低金額 | 特徴 | コスト |
|---|---|---|---|
| 純金積立 | 1,000円〜/月 | 毎月少額を積立。ドルコスト平均法効果 | 手数料1.5〜2.5%/年 |
| 金ETF(国内) | 数千円〜 | 証券口座で金価格に連動するETFを売買 | 信託報酬0.2〜0.5%/年 |
| 金先物ETF(海外) | 数千円〜 | GLD・IAUなど米国ETF。流動性が高い | 信託報酬0.1〜0.4%/年 |
| 金地金(現物) | 約10万円〜 | バーや硬貨として保有。盗難・保管リスク | プレミアム5〜10%+保管料 |
| 金鉱株・ファンド | 数千円〜 | 金採掘会社への株式投資。レバレッジ効果 | 信託報酬0.5〜1%/年 |
純金積立のおすすめサービス【2025年】
| サービス | 最低積立額 | 売買手数料 | 保管手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券(金・銀・プラチナ) | 1,000円/月 | 1.65% | 無料 | 大手証券で安心・手数料低め |
| 楽天証券(純金積立) | 1,000円/月 | 1.65% | 無料 | 楽天ポイントも使える |
| 田中貴金属工業 | 1,000円/月 | 1.5% | 無料(一定以上) | 業界最大手・実績豊富 |
| 三菱マテリアル | 3,000円/月 | 2.5% | 無料 | 工業系大企業・安定性あり |
金(ゴールド)投資の始め方
初心者へのおすすめ:純金積立か金ETF
- 証券口座(SBI証券・楽天証券等)を開設
- 純金積立なら「自動積立コース」で月1,000円から設定
- 金ETFなら「1540 純金上場信託(現物国内保管型)」などを検索
- NISAは対応していないため、特定口座か一般口座で購入
ポートフォリオへの組み入れ比率
- 一般的な目安:全体の5〜10%
- インフレや地政学リスクが高まる局面では10〜20%まで増やす
- 配当・利子を生まないため、株式・REITと組み合わせて補完的に活用
よくある質問
Q. 金投資に税金はかかる?
A. 金の売却益は「総合課税(譲渡所得)」として課税されます。年間50万円の特別控除があり、保有5年超なら利益の半額が課税所得になります。金ETFは分離課税(20.315%)です。なお、金はNISAの対象外です。
Q. 金価格が下がったときはどうする?
A. 金は長期保有が基本です。価格が下がったときは積立の場合、より多くの量を購入できる(ドルコスト平均法の効果)と考えましょう。短期的な価格変動に一喜一憂しないことが重要です。
まとめ
金投資はインフレ対策・有事のヘッジ・ポートフォリオの安定化に有効な資産です。月1,000円からの純金積立で手軽に始められ、慣れたら金ETFへステップアップするのがおすすめです。全資産の5〜10%程度を目安に組み入れましょう。